コレクション: Concorde Music Series

かの超音速旅客機に似たフォルムが特徴的な、オルトフォンのConcorde。その姿はヘッドシェルとカートリッジのボディが一体化され、針先方向に向けて細くなってゆく独特なものです。この特異なカートリッジが製品化されたきっかけは、誕生した1979年当時にカートリッジメーカー各社が強く指向していたある理念に起因します。 当時のカートリッジの多くは、ローマス(軽質量)を至上命題として開発されており、カートリッジ、トーンアームともに現代の一般的なそれよりも更に高感度であることが求められていました。これを極限まで追い求めた時、理想的な形状として現れてきたのがこのシェル一体型のボディです。 カートリッジのピックアップする信号が正確であれば、音楽は奏者のイメージ通り、自ずとそこに現れます。Concordeが奏でるもの、それはただ「Music」のみ。この理念は、原型モデル発表から45年を経てなお変わることはありません。

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